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【コンテンツマーケティング】よくある課題と対応策!なぜ効果が出ない?

2024.04.18WEBマーケティング

「コンテンツマーケティングを始めたはいいものの、うまくいかない」と困っていませんか?なぜ効果が出ないのか、どのように改善すればよいのか、多くの疑問があることでしょう。

そこでこの記事では、コンテンツマーケティングのよくある課題と対応策を分かりやすく解説していきます。

課題1:ネタがない、文章や画像を作れない

コンテンツマーケティングにおいて、大きな障害は「何を発信すればいいか分からない」という点ですよね。特に初心者の場合、文章や画像・動画の作成に戸惑いがちです。そんな方におすすめの解決策が2つあります。

 

対応策1:SEOツールを活用する

コンテンツの内容を考える際、SEOツールを活用していますか?

Googleトレンド」や「ラッコキーワード」のようなツールは、検索トレンドや関連キーワードを簡単に調べられます。特にラッコキーワードでは一度に多くの関連キーワードを取得できるため、ネタ探しにおすすめです。SEOツールからユーザーが興味を持ちそうなテーマや言葉を見つけ出し、それに基づいてコンテンツを作成してみましょう。

自社でのキーワード選定が難しい場合は専門家に頼ってください。見込み客が検索しそうなキーワードをピックアップしてくれるので、コンテンツ作りに悩まずに済みますよ。

 

対応策2:営業と連携する

営業部門は日々、顧客と直接接しており、ニーズや悩み・疑問点を把握しています。こういった情報は、顧客が本当に求めているコンテンツを作る上で有益です。

例えば、営業担当者から「最近、顧客からこのような質問が多い」といった情報を提供してもらえば、それに答える形のコンテンツを作成できますよね。営業と密に連携して、喜ばれるコンテンツを作成してください。

 

対応策3:SNSをチェックする

SNSはターゲット層のリアルな声を直接確認できる貴重なツールです。例えば、X(旧Twitter)やInstagramではユーザーが不満や悩み・本音を投稿することが多く、コンテンツのアイデアが見つかりやすいでしょう。

具体的には「商品名やサービスで検索、感想を読む」「ハッシュタグを追跡してトレンドを探る」「競合他社のフォロワーの反応を分析する」などの方法があります。

SNSをうまく使えば、ターゲットが何に困っているか、どんな情報を欲しがっているのかを把握しやすくなります。

 

対応策4:時事ネタを取り入れる

ニュースや大規模なイベントをコンテンツに取り入れると、読者の関心を引きやすくなります。

今まさに話題になっているトレンドワードを知りたい時は、Google トレンドのリアルタイム検索トレンドが便利です。検索された回数や関連ニュース・関連キーワードを簡単に調査できます。

なお、時事ネタはアクセスを比較的集めやすいというメリットがありますが、速報性が求められる点には注意が必要です。記事を素早く作成・公開しなければ、ブームに乗り遅れてしまうかもしれません。

手間や時間をかけた割に、あまり閲覧されなかった…というケースも考えられます。常に情報収集を行い、スピーディーに記事にまとめられる社内体制を整えておきましょう。

 

課題2:コンテンツの配信が不定期

コンテンツマーケティングにおいて、定期的な更新は成功への鍵です。しかし、多忙な日々の中でコンテンツの作成が後回しになりがちですよね。この課題に対処するためには、計画的なアプローチが重要です。

 

対応策1:コンテンツカレンダーを作成する

コンテンツカレンダーとは、「いつ、どのようなコンテンツを配信するか」を事前にまとめたものです。コンテンツのアイデアとともに、更新の頻度や公開タイミングを書き出します。

具体的には、月間や週間ごとに配信するコンテンツのテーマを決め、それに沿ったコンテンツを準備します。「どの時点で、何をすべきか」がチーム内で共有され、予定通りのスケジュールで公開できるようになるでしょう。

 

対応策2:カスタマージャーニーを作成する

カスタマージャーニーとは、顧客が商品の認知から購買に至るまでのプロセスを時系列で描いたフレームワークです。顧客がどの段階で、どのような情報を必要としているかが分かります。

例えば、認知段階では製品の基本情報を、購入検討段階では仕様や使用例を提供する、などですね。顧客の心理やニーズに合わせたコンテンツを用意しましょう。

 

対応策3:フォーマットを決める

コンテンツ制作を効率化するために、事前にフォーマット(ひな形)を決めておくとよいでしょう。以下のような基本的な項目をマニュアルにまとめます。

  • タイトルの書き方
  • 全体の文字数
  • 見出しの数、構成
  • まとめ部分のテンプレート
  • メタディスクリプションの書き方
  • 文体(トーン&マナー)

例えば、記事構成を「問題提起 → 背景情報 → 具体例 → 解決策 → まとめ」と決めておけば、毎回内容を考えずに済みます。

記事を書くのに慣れてないスタッフも迅速かつ効果的に進められるでしょう。また、ライターや記事制作会社に依頼する際は指針となり、品質の均一化にもつながります。

 

対応策4:社内体制を整える

コンテンツマーケティングの成功には社内体制の構築が不可欠です。

まず、コンテンツ制作を担当するチームの編成から始めましょう。ライターやデザイナー、Webマーケティングのスキルを持つ人材を確保し、各自の役割を明確に定めます。

小規模の企業では、全社員がコンテンツ作成に関与する体制もおすすめです。持ち回りでブログ記事を執筆すると、負担軽減と定期的なアップを両立できます。

ただし、すべての業務を社内だけで行うのは難しいかと思います。特に競合リサーチ・戦略設計・キーワード抽出は専門的な知識を要するため、専門家の協力を得ることが望ましいです。

重要なのは、社内で行う業務と外部に委託すべき業務を判断し、限られた予算の中で最大限の効果を引き出すことです。このバランスを見極めて、成果につながる体制を整えましょう。

 

課題3:顧客情報の獲得につながらない

WebサイトやSNSへの訪問者が増えても、「リード(問い合わせや資料請求)に結びつかない」という問題に直面する会社は多いです。この問題を解決するためには、ユーザーの心理を深く知る必要があります。

 

対応策1:ホワイトペーパーを用意する

ユーザーは商品・サービスに興味があっても、「電話やメールで問い合わせるのはちょっと…」という心理的ハードルを感じているかも知れません。そんな時はお問い合わせの前段階として、ホワイトペーパーを用意するのが有効です。

ホワイトペーパーとは、専門的な知識や情報が書かれた資料を指します。例えば、特定の業界の市場動向や製品の詳細な活用法など、訪問者が関心を持ちそうな内容をまとめて提供します。

「ダウンロードするだけ(担当者と話さなくていい)」という気軽さで、ユーザーのアクションする確率が上がります。さらに内容に満足すれば信頼につながり、問い合わせや購入を検討するきっかけとなるでしょう。

 

対応策2:アクセス解析を行う

WebサイトにはGoogleアナリティクス(GA4)やサーチコンソールのようなアクセス解析ツールを導入しましょう。訪問者の行動を分析し、「このページの離脱率が高い」「問い合わせや資料請求のページが見られていない」といった問題点が特定できます。

例えば、離脱率の高いページは、コンテンツの質や構成を見直す必要があるかもしれません。アクセス解析で取得した数字から、ユーザーの心理を予想していきましょう。

 

対応策3:メルマガ登録を促す

メルマガ登録は見込み客との継続的なコミュニケーションを保つための効果的な手段です。サイト訪問者にメールアドレスを入力してもらい、定期的にニュースレターを送信しましょう。メルマガに含めたい内容は以下の通りです。

  • 記事更新のお知らせ
  • 人気記事の紹介
  • トレンド情報の提供

読者に役立つ情報を定期的に配信して、徐々に信頼関係を築き、最終的に顧客に変わる可能性を高めます。

ただ、メルマガ登録は見込み客にとってハードルが高く、「しつこく営業されるんじゃないか」「会社のアドレスを入力するのはちょっと…」とためらう方が多いです。メルマガの登録者数を増やすために、登録特典として無料のeブックや限定オファーを提供しましょう。

 

対応策4:セミナー・ウェビナーを開催する

リード獲得には、セミナー・ウェビナー開催を告知し、予約フォームにメールアドレスや担当者名を入力してもらう方法もあります。

セミナーやウェビナーは新規顧客を開拓する機会であり、既存顧客のフォローアップとしても効果的です。しかし、セミナーの内容が漠然としていたり、ただのセールス活動に終始してしまうと、参加者に悪印象を与え、「時間の無駄だった」と感じさせてしまう恐れがあります。

セミナーやウェビナーを計画する際は参加者が抱える課題を明確にし、その課題に応じた解決策を提供できるかどうかを考えましょう。

例えば「コンテンツマーケティングでよくあるトラブルについて、他社事例やデータをもとに解決方法を提示する」などが考えられます。他にも、「新サービスの紹介を行い、導入を促す」「活用事例を深掘りして、既存顧客の理解を深める」などのアプローチもよいでしょう。

さらに、参加者にアンケートに回答してもらい、次のセミナーや営業活動につなげるのも忘れないでください。セミナーやウェビナーを戦略的に計画すれば、ただの情報提供の場を超え、ビジネスチャンスへとつなげることができるでしょう。

 

まとめ

コンテンツマーケティングのよくある課題と具体的な対応策を紹介しました。この機会にコンテンツマーケティングを見直し、ビジネスのさらなる発展につなげましょう。

今回紹介した取り組みすべてを自社で実施するのは難しいかもしれません。人的リソース・ノウハウが不足しているなら、外部の専門家に依頼するのもひとつの選択肢です。

コンテンツマーケティングにおいてご不明な点がある場合や、より具体的なアドバイスが必要な場合は、ぜひ当社ジィクレブまでお問い合わせください。専門的な知見を持つ当社のスタッフが一緒に課題を洗い出し、効果的なコンテンツマーケティング戦略の策定をお手伝いいたします。

ABOUT ME
株式会社ジィクレブ代表取締役 井地 謙太郎

井地 謙太郎 Iji Kentaro

WEBディレクター/WACA公認 上級ウェブ解析士/上級SNSマネージャー

株式会社ジィクレブの代表取締役。2006年の創業以来、「作業より思考」をモットーに、ホームページ制作から運用まで一気通貫でサポートしている。特に地方の中小企業向けに、新技術を理解しやすい形で提供。クライアントの潜在的な強みを引き出し、戦略的分析と専門チームで効果的なWEBサイトを構築。クライアントとそのクライアントの顧客双方が喜ぶWIN-WINの関係を目指して日々活動中。

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2006年創業のジィクレブは、WEBコンサルティングサービスを中心に、寄り添う姿勢で課題解決する「町医者」のような存在を目指しています。まずはじっくりとお話をお聞きした上で、数百のプロジェクト経験を基に、最適な提案をさせていただきます。

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