【BtoB企業】コンテンツマーケティングの成功事例【5選】戦略をチェック
「コンテンツマーケティングに取り組んでみたが、期待した成果が得られない…」そう悩む企業は少なくありません。では、成功している企業はどのような戦略を立てているのでしょうか?
この記事では、実際に成果を上げているBtoB企業の事例を紹介します。記事を増やしてもアクセスや問い合わせが増えないという課題を抱えるWEB担当者様、他社の成功事例から自社のマーケティング施策に活かすヒントを見つけてみてください。
INDEX
ノウハウで惹きつける!株式会社baigie(ベイジ)
Web制作を主軸に事業を展開する株式会社baigie(ベイジ)。オウンドメディア「knowledge / baigie」では、マーケター・デザイナー・エンジニアなど専門家が記事コンテンツを作成しています。深い知識と個々の感性を活かし、読者にとって価値ある情報を発信。コンテンツの多様性と質の高さが人気で、X(旧Twitter)でもたびたび話題にあがっています。
自社の強みや特色を生かし、ターゲットとする顧客層に有益な情報を提供するーbaigieの取り組みは、コンテンツマーケティングにおいて成功をおさめるための基本原則と言えるでしょう。
アクセス解析関連で上位表示!株式会社WACUL(ワカル)
株式会社WACUL(ワカル)は、顧客調査から制作・運営・データ解析まで、包括的なサイト支援を提供する企業です。
「AIアナリスト」ブログ」は、GA4(Googleアナリティクス4)関連のキーワードで上位にランクイン。GA4は中小企業経営者やWEB担当者にとって必須のツールです。機能や活用法について分かりやすく解説した記事は、アクセス解析に関心を持つ多くのユーザーを引きつけています。
最終的には、同社のマーケティングDXツール「AIアナリスト」へと読者を誘導しています。読者に問題や課題に対する解決策を提示し、その過程で製品の価値を自然に伝える優れた例です。ぜひ一度「自社は、読者が求める情報を提供できているか?サービスをアピールできているか?」と見直してみてください。
幅広い層へアプローチ!サイボウズ株式会社
サイボウズ株式会社はオウンドメディア「サイボウズ式」を通じて、働き方全般についての記事を公開。人気の読み物をピックアップしてみました。
- おじさんも多様性に含まれるといいな──「あんな風になりたくない、がわたしの未来」はつらいから
- 「会議で発言しない人に価値はない」は時代遅れ?──時間をかけて考える僕が見つけた、会議との向き合い方
- 管理職のきみと、いつか管理職になるきみと、管理職が苦手なきみへ
ご覧の通り、サイボウズ式では特定の製品やサービスを推奨していません。ビジネスパーソンに向けて、より良い働き方を実現できるようなコンテンツを提供しているのです。
ターゲットをあえて絞らないことで「サイボウズを知っている人」を増やし、結果的に製品やサービスへの信頼を高める効果を生んでいます。このような長期的なブランド構築は、コンテンツマーケティングならではのメリットと言えるでしょう。
見事なシナリオ設計!freee(フリー)株式会社
freee(フリー)株式会社はバックオフィスの効率化を支援するさまざまなサービスを提供しています。中でも「freee会計」は有名ですよね。
freeeは見込み客が検索する可能性の高いキーワードを的確に把握し、それにもとづいたコンテンツを作成。実際、自然検索(オーガニックサーチ)と有料検索(ペイドサーチ)の両方で上位に表示されています。ユーザーは自然にfreee製品を知り、関心やニーズが高まり、利用を検討するようになります。「コンテンツマーケティングの成果がなかなか出ない」と感じるなら、freeeのようにシナリオ設計に注力してみるといいでしょう。
参考:経営者から担当者にまで役立つバックオフィス基礎知識 | クラウド会計ソフト freee
比較から資料請求までスムーズ!スマートキャンプ株式会社
スマートキャンプ株式会社が運営する「BOXIL Magazine(ボクシル マガジン)」は、SaaS製品に特化した情報プラットフォームです。クラウドサービスの選び方やメリット・導入事例などが掲載されており、記事上で資料請求もできます。
ボクシルマガジンの目的には、読者数の増加だけではなく、掲載企業の増加も含まれています。サービスを掲載した企業に対して、リード獲得のチャンスを提供しているのです。この事例を参考に「自社の顧客は誰なのか?どうすればビジネスの成長を支援できるのか?」ぜひ徹底的に考えてみてください。
まとめ
今回はコンテンツマーケティングの成功事例として、5つの会社を紹介しました。企業それぞれ独自の戦略を立てていますが、共通点は「読者のニーズを深く理解し、それに応える有益な記事を提供し続けること」です。事例から得られる教訓を、ぜひ自社のオウンドメディアに活かしてみてください。
コンテンツマーケティングはすぐに成果が出るものではありません。戦略を間違えてしまうと、時間・労力・費用をかけた割にコンバージョンが発生しないなんてことも…。
効率的に進めるためには専門家のサポートが不可欠です。コンテンツマーケティングにお悩みの方は、ぜひ一度ジィクレブまでご相談ください。貴社が勝つための戦略を提案させていただきます。
井地 謙太郎 Iji Kentaro
WEBディレクター/WACA公認 上級ウェブ解析士/上級SNSマネージャー
株式会社ジィクレブの代表取締役。2006年の創業以来、「作業より思考」をモットーに、ホームページ制作から運用まで一気通貫でサポートしている。特に地方の中小企業向けに、新技術を理解しやすい形で提供。クライアントの潜在的な強みを引き出し、戦略的分析と専門チームで効果的なWEBサイトを構築。クライアントとそのクライアントの顧客双方が喜ぶWIN-WINの関係を目指して日々活動中。
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2006年創業のジィクレブは、WEBコンサルティングサービスを中心に、寄り添う姿勢で課題解決する「町医者」のような存在を目指しています。まずはじっくりとお話をお聞きした上で、数百のプロジェクト経験を基に、最適な提案をさせていただきます。