ホームページで差をつける!会社の強み(USP)を見つけて伝える5つの方法
「ホームページを運営しているが、思うように問い合わせが増えない」「他社はしっかりと顧客を引き寄せているようだ…」と困っていませんか?
ここで重要なのは「強み(USP)を明確に打ち出せているかどうか」です。今のサイトで「他社ではなくこの会社を選ぶべき理由」「このサービスを今すぐ利用すべきメリット」を訴求できていますか?
「ウチの強みって何だろう」と困ってしまう会社も多いですよね。そこで今回は自社の強み(USP)を見つけ、ホームページで表現するためのアイデアを紹介します。独自性や価値を再発見し、より多くの問い合わせにつなげていきましょう。
理念・方針を言語化する
会社が誕生した背景には、きっと強い想いや目的があるはずです。社会にどんな価値を提供したいと思ったのでしょうか?どんな人をサポートしたいと考えたのでしょうか?
また、商品やサービスを提供する上で大切にしていることにも注目してみてください。「商品やサービスを売る」のが目的ではなく、「結果的に何を提供したいのか」その気持ちを言語化します。
「私たちはこんな理念を持っていて、こんな影響を社会に与えたいと考えています。」というメッセージをホームページに載せましょう。すると、「こういう理念を持つ会社と取引したい」「この会社の商品を使ってみたい」という共感につながります。
歴史・沿革を振り返る
創業から今日に至るまで、成功もあれば、挑戦や挫折もあったでしょう。一つひとつのエピソードが、他社とは違う独自の価値を生み出しています。
例えば「設立から半世紀以上続く老舗企業」という歴史は、安定感や信頼性の証になります。社員が長年にわたって培ってきた専門知識や経験・受賞歴なども大きなアピールポイントとなります。
ぜひ自社の歴史や沿革を振り返ってみてください。会社がどのような価値を持ち、どのような強みがあるのかを再確認する絶好の機会です。
お客様の声をまとめる
実際にサービスを利用した人の意見は、他社にはない自社ならではの魅力を明らかにできます。「この製品を使って、こんなに便利になりました」「あなたの会社の対応は他社と比べても親切でした」といったお客様の声を集めてみましょう。
評価・口コミを集める方法としては、インタビューやアンケート調査が一般的です。「なぜ自社を選んだのか」「なぜ取引を続けているのか」といった質問をしてみてください。また、お客様と直接コミュニケーションを取る現場の社員やスタッフにも、感謝された経験を聞いてみましょう。
ホームページにお客様の声を取り入れると、見込み客に対して「実際に利用した人たちがどのように感じているか」を具体的に示すことができますよ。
競合他社と比較する
市場にはさまざまな企業が存在し、それぞれが独自の商品やサービスを提供しています。自社の長所を理解するためには競合他社との比較が不可欠です。
例えば「価格が安いことが強み」と考えていても、他社がさらに低価格で同等の品質を提供している場合、強みとは言えませんね。
競合との比較を通じて、自社の真の強みと弱みを把握し、市場での立ち位置を正確に理解しましょう。複数のライバル会社をピックアップし、多角的な視点から比較してみてください。
- 価格
- サービス内容
- 顧客サービスの質
- 製品の独自性
- ブランドイメージ
- ターゲット層
「他社にはない、当社だけの特長は何か」を見つけることが、競争の激しい市場で生き残る鍵となります。この機会に、ぜひ徹底的に競合調査・分析に取り組みましょう。
弱みを強みに変える
企業が直面する弱みや課題は、実は、強みにもなり得ます。
例えば、小規模な企業は大手に比べて資金力やブランド認知度では劣るかもしれません。しかし大手企業は一律のサービスしか提供できない場合もありますよね。小規模企業なら柔軟性を活かして顧客のニーズに合わせたオーダーメイドの提案が可能でしょう。「大手よりも柔軟かつスピーディーな対応」「きめ細やかなサービスが提供できる」といった特徴を喜ぶ顧客も存在します。
このように自社の弱みを見つめ直し、強みに変えられるかを考えてみてください。「他社ではできないことも自社ならできます」というポジティブなメッセージを掲載すると、ホームページの集客力が高まります。
まとめ
この記事では、自社の強み(USP)を見つけ、ホームページで表現するためのアイデアを紹介しました。
自社の強みがはっきりとしない場合は、この記事を参考に、社内で話し合いや市場調査を行ってみてください。見込み客は常に競合他社と比較しています。自社ならではの魅力をホームページに反映させれば見込み客の関心を引き、問い合わせや購入へと導くことができるでしょう。
当社ジィクレブはWEBサイト制作から運用までトータルサポートを提供しています。マーケターが3C分析によって強みを明確にし、ホームページで前面に押し出します。「この会社に頼みたい!」を増やすために支援しますので、サイト運営でお困りの方はぜひ一度お問い合わせください。
井地 謙太郎 Iji Kentaro
WEBディレクター/WACA公認 上級ウェブ解析士/上級SNSマネージャー
株式会社ジィクレブの代表取締役。2006年の創業以来、「作業より思考」をモットーに、ホームページ制作から運用まで一気通貫でサポートしている。特に地方の中小企業向けに、新技術を理解しやすい形で提供。クライアントの潜在的な強みを引き出し、戦略的分析と専門チームで効果的なWEBサイトを構築。クライアントとそのクライアントの顧客双方が喜ぶWIN-WINの関係を目指して日々活動中。
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2006年創業のジィクレブは、WEBコンサルティングサービスを中心に、寄り添う姿勢で課題解決する「町医者」のような存在を目指しています。まずはじっくりとお話をお聞きした上で、数百のプロジェクト経験を基に、最適な提案をさせていただきます。