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【コンテンツマーケティング】続けるべき?メリットとデメリット解説

2024.04.13WEBマーケティング

コンテンツマーケティングに関して、「とりあえず始めてみたけれど、面倒だし、なかなか効果が出ない。続ける意味ある?」と不満を感じていませんか?

コンテンツマーケティングの良い面は「あまりお金をかけなくてもスタート・運用できる」「ネット上に蓄積されて、見込み客の目に留まりやすい」などがあります。一方で、高品質なコンテンツを継続的に作成するには時間と専門知識が必要です。

この記事では、コンテンツマーケティングのメリットとデメリットを詳しく解説します。最後まで読めば「継続するべきだ」ときっと納得できるはずです。

コンテンツマーケティングのメリット

まずはコンテンツマーケティングに取り組むことの主なメリットを確認しましょう。

初期投資を抑えられる

コンテンツマーケティングは低予算でも始められます。サイト運営で特に費用がかかるのが「開発費用」と「記事制作費用」ですが、どちらも工夫次第でぐっと安く済むのです。

特に中小企業やスタートアップにとって大きな利点です。それでは、具体的にどのような方法でコストを抑えられるか、見ていきましょう。

CMSで開発費用が安くなる

これから自社のWebサイトを立ち上げるとしましょう。ホームページ制作と聞くと高額なイメージがあるかもしれません。確かに、本格的なデザインで、さまざまな機能を揃えたサイトを作るとなると、開発に100万円前後かかります。

しかし、WordPressなどのCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を利用すると開発に関わる費用を大幅に削減できます。Wordpressテーマは無料のものも多いですし、サーバーやドメインの費用も月数千円など比較的低コストで済みます。

追加コストなしで記事制作も可能

コンテンツ制作はWebライターや記事制作会社に依頼するのが一般的ですが、社内制作という手もあります。

社内のスタッフが記事を書けば、追加の費用はかかりません。他にもメリットとして、社員が自社製品やサービスについて深く理解しているため、より質の高い情報を提供できるという点も挙げられます。

「初期段階では社内リソースを活用し、サイトが成長し始めたら制作会社やライターに委託する」といった戦略も可能です。

 

安定した集客が見込める

一度公開したコンテンツは長期間にわたってインターネット上に残り続けます。ウェブ広告やマス広告と異なり、掲載し続ける限り集客効果が見込めます。

特に、SEO対策を施したコンテンツは、検索結果で上位に表示される可能性が高くなります。潜在顧客の目に留まりやすく、新しい訪問者を引き寄せ続けます。コンテンツマーケティングは会社の資産として蓄積されていくため、長期にわたる集客効果が期待できるのです。

具体的にどれくらいの影響があるのかを説明しましょう。

月1万PVも夢じゃない

企業サイトの平均的なアクセス数は、月間3,000PVから10,000PVと言われています。

知名度が低い中小企業の場合でも、1日100pv、つまり月間3,000PVは十分に実現可能です。業種やサービスの内容にも左右されますが、コンテンツ戦略を展開していくと、半年から1年で月間1万PVを達成することも夢ではありません。

これだけの見込み客を毎月集客できるのですから、コンテンツマーケティングをやらない手はないのです。

コンバージョンは2%が目安

コンバージョン率(CVR)とは、サイト訪問者が商品の購入や問い合わせなど、目的の行動を起こした割合を指します。

扱う商品やサービスの種類、業界によって異なりますが、一般的に企業サイトのコンバージョン率は1〜2%が目安とされています。

2%という数字は小さく見えるかもしれませんが、営業電話やダイレクトメール(DM)を行わずとも、毎月2%の訪問者が最終的なアクションを起こすと考えると、その影響は非常に大きいです。

例えば、月間5,000PVのサイトなら、50〜100件の成果が期待できる計算です。サイトからの注文や資料請求が増えれば、結果として売上の安定化につながるでしょう。

 

信頼性をアピールできる

顧客にとって価値のある、専門的かつ実践的な情報を提供し続けましょう。そうすることで、読者に「この会社は有益な情報を提供してくれる信頼できる会社だ」「このサービスは類似サービスと違う。私のことを理解している」といった印象を与えられます。

会社やサービスのファンを作り出し、長期的な関係が始まるきっかけとなるでしょう。

 

外注先を探しやすい

コンテンツマーケティングのメリットには、外注先を容易に見つけられるという点も挙げられます。記事制作を専門とする企業やフリーランスは多く、品質の高いコンテンツを効率的に生産できます。

では、外注による具体的な利点について掘り下げてみましょう。

SEO対策のポイントを押さえた記事が作れる

記事制作会社や専門ライターは、SEO(検索エンジン最適化)の専門知識を持つプロフェッショナルです。最新のSEOトレンドに精通しており、SEO対策が施された質の高い記事を納品してくれます。

検索エンジンで上位にランクされ、アクセス数向上につながるでしょう。

大量の記事を短期間に制作できる

社内スタッフが一人で記事を制作している場合、多くても月5〜8記事かと思います。

しかし、外注先に依頼すれば短期間でより多くの記事を制作できます。1か月10本以上 納品可能とする会社もあります。コンテンツがどんどん充実していくため、サイトの成長も加速するでしょう。

コア業務に集中できる

記事制作は労力と時間を要します。記事を作るのは、ただ「文章を書く」だけではなく、キーワード選定や競合調査・構成案の作成、構成や校閲などの作業が含まれるためです。

すべてを社内で行おうとすると、他の業務が疎かになるかもしれません。しかし、外注によってコンテンツ制作の負担を軽減すれば、社内スタッフはコア業務により多くのリソースを割けるようになるでしょう。

 

コンテンツマーケティングのデメリット

コンテンツマーケティングにはメリットだけでなくデメリットも存在します。デメリットを解消するためのヒントも合わせて説明します。

 

結果が出るまでに時間がかかる

残念ながら、コンテンツマーケティングは効果がすぐにはあらわれません。一般的に、成果が目に見えてくるまでには半年から1年かかるとされています。広告キャンペーンのように短期間での成果を期待しても、満足のいく結果が得られない可能性が高いでしょう。

コンテンツマーケティングは、制作と公開を継続的に行い、定期的に成果を評価し、改善を加えるという手法です。このプロセスを通じてこそ、企業は信頼性の高い情報源としての地位を築き、潜在顧客との関係を深められます。コンテンツマーケティングを始める際には、長期的なビジョンを持って取り組むことが重要です。

 

コンテンツを作り続ける必要がある

コンテンツマーケティングでは、「1記事(1投稿)公開すれば終わり」というものではありません。新しいコンテンツの公開、さらに既存コンテンツの更新を定期的に行わなければいけません。

つまり、コンテンツマーケティングでは人的なリソースと資金が欠かせないのです。社内に専門スタッフがいない場合や他の業務で忙しい場合は、外部のライターや制作会社に委託するのもひとつの解決策です。中長期的な視点でコンテンツ制作の体制を整え、コンテンツマーケティングの真の価値を引き出しましょう。

 

幅広い知識が求められる

コンテンツマーケティングを成功するためには、多岐にわたる知識とスキルが必要です。例えば、読者を離脱させず、コンバージョン(成果)に導く文章を作成するためにはライティングスキルが必須です。

ここで、特に重要な3つのスキルに焦点を当てて解説します。

社内ですべてをカバーするのは難しいかと思いますので、ぜひ外部の専門家との協力を検討してください。専門的な知識を持つプロと連携することで、コンテンツマーケティングの品質と効果を改善していきましょう。

マーケティングスキル

コンテンツマーケティングはその名の通り、マーケティングの一環です。したがって、基本的なマーケティングの理論と技術を理解し、それを実践する能力が求められます。ブランディング戦略・競合分析・コンテンツカレンダー作成なども含まれます。

分かりやすく言えば、見込み客(ターゲットオーディエンス)のニーズを理解し、コンテンツ戦略を立てられるかどうか、ということです。

ライティングスキル

良質なコンテンツの基盤となるのは、何と言ってもライティングスキルです。「ターゲットに応じた言葉選び」「読者の感情に訴えるストーリーテリング」などの技術を磨く必要があります。

魅力的で読みやすい記事を書ければ、読者を引きつけ、記事最後のCTAまで読んでもらえるでしょう。

アクセス解析スキル

オウンドメディアやホームページのアクセスデータを解析し、どのコンテンツが効果的であったかを評価する能力も、コンテンツマーケティングには不可欠です。

主にGoogle アナリティクスやサーチコンソールのようなツールを用いて、訪問者の行動を追跡し、データをもとに改善策を講じます。

コンテンツのパフォーマンスを客観的に分析し、戦略を微調整する。この繰り返しによって、より多くのアクセスを獲得し、最終的にはコンバージョン率が改善されていくのです。

 

まとめ

「コンテンツマーケティングを続けるべきかどうか」と考えている経営者様へ。このマーケティング手法は時間がかかるものの、継続した会社だけが大きな成果を得られます。ただ、自社ですべてを行うのは現実的ではありませんので、専門家との連携を検討してください。

弊社ジィクレブはコンテンツマーケティングを全面的にサポートします。戦略の立案から実行、継続的なフォローまで、貴社の成功をサポートすることが私たちの使命です。コンテンツマーケティングに関するお悩みや質問があれば、いつでもご相談ください。

ABOUT ME
株式会社ジィクレブ代表取締役 井地 謙太郎

井地 謙太郎 Iji Kentaro

WEBコンサルタント/WEBデザイナー/WACA公認WEB解析士

株式会社ジィクレブの代表取締役。2006年の創業以来、「作業より思考」をモットーに、ホームページ制作から運用まで一貫サポートしている。特に地方の中小企業向けに、新技術を理解しやすい形で提供。クライアントの潜在的な強みを引き出し、戦略的分析と専門チームで効果的なWEBサイトを構築。クライアントとそのクライアントの顧客双方が喜ぶWIN-WINの関係を目指して日々活動中。

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2006年創業のジィクレブは、WEBコンサルティングサービスを中心に、寄り添う姿勢で課題解決する「町医者」のような存在を目指しています。まずはじっくりとお話をお聞きした上で、数百のプロジェクト経験を基に、最適な提案をさせていただきます。

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