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【裏事情】WEB制作会社に外注しても成果が出ない!?プロが教える5つの原因

2024.04.21WEBマーケティング

「WEB制作会社にホームページの制作を依頼したものの、思うように問い合わせが増えない」とお悩みではありませんか?残念ながら、多くのWEB制作会社は納品を繰り返すことを目標としており、成果へのコミットメントが難しい状態です。

今回は、WEB制作会社に外注してもなかなか成果が出ない主な原因を解説します。長年この業界を経験してきた私たちだからこそ言える裏事情です。ホームページでもっと集客するために、ぜひ最後まで読んでみてください。

原因1.ホームページ無料ツールが増えた

誰でも手軽にホームページを作成可能、しかも無料で。最近はそんなツールが数多く存在します。

  • WordPress(ワードプレス)
  • Wix(ウィックス)
  • ペライチ
  • Jimdo(ジンドゥー)
  • STUDIO(スタジオ)

WEB制作会社の中には、こういったツールを活用してサイトを制作する会社も増えてきました。

もちろん、「ホームページ無料ツールは使ってはいけない」という訳ではありません。しかし、無料ツールは基本的なニーズには応えられるものの、本格的なビジネスサイトを目指す場合には向いていません。詳しく説明しますね。

 

名刺代わりには良いが…

無料ツールは、初期費用を抑えてすぐにホームページを開設したい個人や中小企業には理想的です。基本的な機能は備わっているため「名刺代わり」にはなるでしょう。しかし、それが本当に貴社にとって最適な選択肢か、一度考えてみてください。

ほとんどの無料ツールではテンプレートのみの提供です。カスタマイズの自由度が低く、オリジナリティに欠けたホームページが出来上がってしまうのです。これでは、競争が激しい市場で他社と差をつけ、顧客の目を引くことは難しいでしょう。

 

結局、料金を支払うことになる?

無料プランでは広告が表示されることが多く、これがプロフェッショナルな印象を損なう原因となることもあります。

広告非表示のほかに機能拡張やアプリケーション連携を希望する場合、有料プランへアップグレードしなければいけません。最初は無料でも、結局のところ追加料金が発生してしまうのです。

独自性や専門性の高いサイトを望むなら、最初から本格的なホームページを制作してくれる会社を利用したほうが賢明かもしれません。

 

原因2.参入障壁が下がり、品質も低下した

現在、WEB業界への参入障壁はとても低くなっています。副業ブームの影響や、HTMLやCSSなどのプログラミング言語を低価格で学べるようになったなどの要因が考えられます。このため、多くの個人がWEB制作サービスを開始しており、会社を立ち上げる人も増えたのです。

この参入障壁が品質の低下を引き起こすことも少なくありません。例えば、経験の浅い業者が行う制作では、見た目の良さだけにこだわり、機能性や将来性を軽視してしまうケースもあります。

ここからは、なぜ参入障壁の低下が品質の低下につながるのかを説明します。

 

HP制作会社は全国で1万社!?

WEB制作は、大きな初期投資がかからず、パソコン1台あればどこでも始められるビジネスモデルです。特別な資格や業務経験も必要ありません。

現在、日本国内には約1万社のサイト制作会社が存在するとも言われています。個人事業主・フリーランスも含めたら、倍にもなるかもしれません。

依頼する側としては選択肢が多いのは嬉しいのですが、その分、業者選定がとても難しくなりました。実際、「依頼していた要件を満たさないサイトが納品された」といったトラブルもよく聞きますよね。

 

実務経験や専門知識が浅い可能性

先述の通り、サイト制作会社も増えていますし、副業や趣味としてWEB制作を始める人も増えています。

中には、実務経験や専門知識が未熟なままサービスを提供するケースも少なくありません。これが原因で、SEO対策が施されていない、ユーザー体験を十分に考慮していない低品質なホームページが納品されるケースがあります。

「ただ安いから」といって依頼するのではなく、しっかりとしたポートフォリオを持つ業者を選ぶべきです。

ホームページはただの情報提供ツールではなく、会社の顔としての役割も果たします。質の高いサイトを求めるなら、価格だけでなく提供されるサービスの内容や実績も考慮しましょう。

 

原因3.制作単価が安くなった

昔と比べて、サイト制作の単価が大きく下がりました。かつてはホームページを作るのに100万円以上かかるのが当たり前でしたが、今では20〜40万円程度。5万円で提供する業者も珍しくありません。

効率化ツールの普及や競合他社の増加によって、価格競争が激化しているのです。依頼する側からすれば良いことのように思えます。しかし、この単価の下落が、質の低下を招いている可能性も考えられます。

高品質なデザイン、優れた機能性、そして快適なユーザー体験を備えたサイトを作る場合、それなりの予算が必要です。「安さ」だけを追求すると、ホームページとしての機能を引き出せないかもしれません。

例えば、レストランで考えてみましょう。最高の食材を使った料理を安価で提供することが難しいのと同じように、サイト制作も品質を保ちつつコストを大幅に下げるには限界があります。

予算を少し伸ばしてでも、経験豊富なホームページ制作会社に依頼することが、長期的に見て合理的な選択と言えるでしょう。

 

原因4.サイト設計に時間をかけられない

多くのWEB制作会社は、限られた時間とリソースの中で多くのプロジェクトをこなさなければなりません。その結果、1つのプロジェクトにかけることができる時間が少なく、ユーザーニーズの分析・競合調査などリサーチが疎かになりがちです。

しかし、効果的なサイトに仕上げるためには「制作前の情報収集」がとても重要です。ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供し、検索エンジンでの評価を高めるためには、綿密なサイト設計が不可欠なのです。では、具体的に何を調査・分析するべきなのか、説明しますね。

 

商品・サービスを理解している?

成功するサイトを制作するために、まず業界や提供する商品・サービスについて深く理解する必要があります。さらにクライアントの独自の強みを明確に打ち出し、競合との差別化を図ることが可能になります。

例えば、製品を実際に使った人の声や変化を強調することで、ターゲットとなる顧客層を引き付けます。商品・サービスに関する情報を収集し、それをサイト設計に生かすことが、後のマーケティング効果を大きく左右します。

 

ユーザーを理解している?

優秀なWEB制作会社は、「訪問者が求めている情報をどれだけ提供できるか」も考慮します。

事前にキーワード調査を行い、ユーザーが何を検索しているのか、どのような情報を求めているのかを明確にします。そしてコンテンツマップなどを作成し、サイト訪問者がスムーズに移動できるようなサイト構造を設計してくれるでしょう。

ユーザーは自然にいくつものページを閲覧し、再訪問もするため、結果としてサイトの評価を高めることにつながります。

 

原因5.アフターサービスまで手が回らない

”ホームページは完成したら終わり” ではありません。定期的なメンテナンスやコンテンツの更新、SEO対策の見直しといった継続的な改善が必要です。しかし、WEB制作会社のほとんどは新規案件の獲得と制作に追われ、既存クライアントへのサポートに十分なリソースを割けなくなっています。

結果として、サイトの品質低下や機能不全を引き起こす可能性があります。ホームページを通じて事業の成長を実現したい場合は、制作後のフォローやサポート体制の有無を確認しましょう。

適切なアフターサービスがなければ、せっかくの投資も水の泡になってしまうかもしれません。

 

保守サービスを提供していない

サイトを安定して稼働させるには、サーバーの保守やCMSのアップデート、データのバックアップといった技術的サポートが欠かせません。こういった保守サービスを提供していない制作会社に依頼してしまったら、どうなるでしょうか。

例えば「ホームページが正しく表示されなくなった」という問題が発生した際、迅速に対応できる体制が整っていないと、既存顧客・見込み客からの信頼を失うかもしれません。

ビジネスに大きな損失が生じるリスクを避けるためにも、契約前にサービスの範囲を明確にし、必要なサポートが得られるかを確認してください。

 

運用のアドバイスがもらえない

アクセス数やコンバージョンを増やすためには、WEBマーケティングの知識も求められます。しかし、最終的な成果まで責任を持たない制作会社は、運用改善のアドバイスを提供してくれません。

例えば「もっとアクセスを伸ばすためにはどうしたらいいか」「どんなキーワードを選んで記事を書けばいいのか」といった悩みも、クライアントが自身で解決策を見つけなければいけないのです。

信頼できるパートナーを選ぶためには、サイトの運用・改善に関するサポートの有無も重要な判断基準となります。

 

まとめ

今回はWEB制作会社だからこそ言える裏事情を紹介しました。制作会社に依頼しても成果が出にくい原因は主に5つあります

  • 原因1.ホームページ無料ツールが増えた
  • 原因2.参入障壁が下がり、品質も低下した
  • 原因3.制作単価が安くなった
  • 原因4.サイト設計に時間をかけられない
  • 原因5.アフターサービスまで手が回らない

残念ながら、WEB業界では「低価格で、量産する」という考えが主流となっているため、本質的な価値提供が後回しにされがちです。

しかし本来、サイトは集客から販売までを支える重要な役割を持っています。ただ「サイトを作ってくれる」だけではなく、「どのようにしてビジネスに貢献するかを深く考えてくれる」業者を選んでください。

当社ジィクレブは成果へのコミットメントを重視しています。クライアントのビジネスに深く関わり、「勝ち筋」を見出し、長期的な視点でサイトを育てていく。これが私たちの使命だと考えています。ホームページの潜在能力をもっと引き出したい方、ぜひ一度ご相談ください。

ABOUT ME
株式会社ジィクレブ代表取締役 井地 謙太郎

井地 謙太郎 Iji Kentaro

WEBコンサルタント/WEBデザイナー/WACA公認WEB解析士

株式会社ジィクレブの代表取締役。2006年の創業以来、「作業より思考」をモットーに、ホームページ制作から運用まで一貫サポートしている。特に地方の中小企業向けに、新技術を理解しやすい形で提供。クライアントの潜在的な強みを引き出し、戦略的分析と専門チームで効果的なWEBサイトを構築。クライアントとそのクライアントの顧客双方が喜ぶWIN-WINの関係を目指して日々活動中。

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2006年創業のジィクレブは、WEBコンサルティングサービスを中心に、寄り添う姿勢で課題解決する「町医者」のような存在を目指しています。まずはじっくりとお話をお聞きした上で、数百のプロジェクト経験を基に、最適な提案をさせていただきます。

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